ボールデッド
画像: AI生成

2026年3月26日、第98回選抜高等学校野球大会(センバツ)の試合中に発生した「ボールデッド」判定が、野球ファンの間でリアルタイムに大きな話題となっている。

問題の場面は、三重対大阪桐蔭の8回裏。三重が一死2・3塁という得点圏に走者を置いた場面で、7番・大西選手がスクイズを敢行した。しかしバットは空を切り、ボールはキャッチャーが捕球できずに三塁走者がホームインするかに見えた。ところが、審判団は「空振りの後にボールが打者の身体に当たった」としてボールデッドを宣告。三塁走者の生還は認められず、走者は元の塁に戻ることになった。

この判定のポイントは二つある。まず、バントやスクイズでバットを出している場合、ボールが身体に当たっても通常の「デッドボール(死球)」にはならず、ストライクとして記録される。次に、ボールが身体に当たった時点でボールデッドが宣告されるため、その後のプレー(走者の進塁・得点)はすべて無効となる。つまり「空振りでストライクが1つ増えただけ」という結果になった。

X(旧Twitter)では15時26分頃から投稿が集中し、「バッターに当たってるからボールデッドやぞ」「空振りしてストライク、そのボールが体に当たればその時点でボールデッドのはず」といった声が相次いだ。一方で「ボールデッドとデッドボールの違いが分からなかった」「45歳になっても知らなかったルールがある」と、このルールを初めて知ったという反応も多く見られた。

なお、ボールデッドで仕切り直しとなった後、三重は犠牲フライで同点に追いつき、試合は続いた。今大会は高校野球で初めてDH(指名打者)制度が導入されるなど注目度が高く、こうした複雑な判定場面への関心もより高まっている。阪神甲子園球場で3月31日まで開催中のセンバツから、今後も目が離せない。