#天皇賞春
画像: AI生成

2026年5月3日、京都競馬場でG1天皇賞(春)が行われ、1番人気のクロワデュノール(北村友一騎手)が激しい接戦を写真判定で制して優勝した。このレースが今大きく話題となっているのは、単なる人気馬の優勝にとどまらない、複数の歴史的記録が同時に生まれたからだ。

最大の注目点は、1着クロワデュノールと2着ヴェルテンベルクがともに父キタサンブラック産駒だったことだ。キタサンブラック産駒が天皇賞春でワンツーを占めるという快挙は、競馬ファンから「伝説を残した」「なんなんだこれは」と驚嘆の声が上がった。さらに、キタサンブラック自身も2017年に前走大阪杯から天皇賞春を制した実績があり、今回クロワデュノールが同じローテーションで制覇したことで「父子で史上に残る快挙」と称えられている。大阪杯がG1に昇格してからは、このローテーションでの天皇賞春制覇は2例目となる。

また、2着に12番人気のヴェルテンベルクが入ったことも大きな話題だ。1番人気クロワデュノールの単勝オッズが1.8倍だったのに対し、12番人気のヴェルテンベルクとの配当差は「天と地」と表現されるほど大きく、馬券的にも波乱の結果となった。3着には2番人気のアドマイヤテラが入り、上位人気馬が絡みながらも大穴馬が2着に食い込む展開となった。

レース展開については、途中でサンライズソレイユが動いた影響で多くの馬が末脚を残せず、最終的に差し馬が台頭する中、クロワデュノールが「横綱相撲で地力を発揮」したと伝えられている。また、クロワデュノールにとってこれが初の長距離挑戦だったとされており、「初長距離とは思えない走り」と称賛する声も上がっている。

北村友一騎手は「本当にホッとしています。良かったです」「頑張ってくれると信じて追っていました」とレース後にコメントしており、天皇賞春初制覇への祝福ムードが広がっている。なお、天皇賞春での同一種牡馬によるワンツーフィニッシュは、2019年のディープインパクト産駒(フィエールマン・グローリーヴェイズ)以来の記録となる。