かおちゃん
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フィギュアスケート女子シングルの坂本花織選手の愛称「かおちゃん」が、2026年2月17日から18日にかけてトレンド入りした。きっかけは、同日にペアで金メダルを獲得した三浦璃来/木原龍一組(りくりゅう)の会見で明かされた、坂本との舞台裏のエピソードだ。

りくりゅうは2月16日のショートプログラム(SP)で大きなミスをし、4位と出遅れた。落ち込んで選手村行きのバスに向かうと、坂本花織が待っていて「絶対大丈夫だよ」「璃来たちなら大丈夫」と励ましてくれたという。三浦選手は会見で「かおちゃんには団体戦の前から明るさなどに支えられていた」と感謝を述べた。翌17日、りくりゅうはフリーで世界歴代最高得点を記録し、大逆転で金メダルを獲得。観客席で応援していた坂本も涙を流した。

木原選手は会見で「僕たちがSPですごい大きな失敗をして、かおちゃんの分の厄を落としている。全部僕たちが厄を引き受けたので、かおちゃんは恐れずのびのびと滑ってほしい」とエールを送った。この発言が、2月18日未明(日本時間2:40〜)に控える坂本の女子シングルSPへの応援機運を一気に高めた。

実は、グランプリファイナルで坂本がミスをして落ち込んだ際には、りくりゅうが食事に誘うなど、互いに支え合う関係を築いてきた。トップ選手同士が認め合い、信頼し合う姿に、ファンからは「チームジャパンの絆が素晴らしい」「涙が止まらない」という声が相次いだ。

SNS上では「#カオリのスコーンは引き受けた」というハッシュタグが世界中に広がり、ファンがスコーンを食べたり焼いたりして坂本を応援する創意工夫が話題に。「魔物はりくりゅうが排除してくれた」「最高のバトンをもらった」と、坂本の個人種目への期待が高まっている。坂本は五輪3回とも大きなミスなくフリー最終グループに入る前代未聞の成績を持つ選手だが、今回は特にチームジャパンの一体感が彼女を後押ししている。