坂本花織
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2026年2月20日、ミラノ・コルティナ冬季オリンピックのフィギュアスケート女子シングルで、坂本花織選手が銀メダルを獲得した。今季限りで現役引退を表明している坂本選手にとって、これが最後のオリンピックとなり、日本中に大きな感動をもたらしている。

最終結果は、金メダルがアリサ・リウ選手(アメリカ)で226.79点、坂本選手が224.90点で2位、中井亜美選手が219.16点で3位、千葉百音選手が217.88点で4位という結果だった。金メダルとの差はわずか1.89点という僅差だった。坂本選手はフリー演技で「愛の讃歌」を披露し、演技後はコーチの胸で涙をこらえきれない場面も見られた。デイリースポーツによると、坂本選手は「完璧に出来なかった分が優勝逃した点数分」と語りながらも「自分を褒めたい」とコメントしている。また中野コーチは「これで良かった。これからの人生のうえで」と言葉を残した。

今大会で特に注目されているのが、「最後のオリンピック、最初のオリンピック」という対比だ。引退を表明した坂本選手と、初出場で銅メダルを獲得した中井亜美選手が同じ表彰台に立ったことで、日本フィギュア女子の世代交代と強さが同時に示された。中井選手は五輪最年少メダルも記録したとされており、日本女子史上初の同一大会2人表彰台という歴史的快挙となった。千葉百音選手の4位も加え、日本勢が上位を独占に近い形で終えた。

SNSではTEAM JAPAN公式が発信した「最後のオリンピック、最初のオリンピック」というフレーズが大きな反響を呼んでいる。また、坂本選手が団体戦にも出場していたことから、体力的な負担と個人戦の結果の関係についても言及する声が上がっている。引退を前にした「有終の美」への称賛と、金メダルまであと一歩だったことへの惜しむ気持ちが交錯しながらも、圧倒的にポジティブな反応が広がっている。