有終の美
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フィギュアスケートの坂本花織が、現役最後の競技会となった世界フィギュアスケート選手権の女子フリーで圧巻の演技を披露し、4度目の世界女王に輝いたことで「有終の美」がトレンド入りした。

2026年3月28日(日本時間)に行われた女子フリーで、坂本はフリー158.97点・合計238.28点をマーク。いずれも自己ベストを更新する完璧な演技で現役生活に幕を下ろした。ショートプログラムでも今季世界最高となる79.31点で首位発進しており、最初から最後まで圧倒的な強さを見せた。演技後には「ベリーベリーハッピー!!」と歓喜の涙を流し、「ここで最後滑れたことをうれしく思う」とコメントした。

今回の優勝で、坂本の世界選手権優勝回数は4度となり、全種目を通じて日本人単独最多という歴史的記録を打ち立てた。また、千葉百音が自己ベストの228.47点で銀メダルを獲得し、日本勢ワンツーフィニッシュという快挙も達成している。

坂本は2025年6月に2025-26シーズン限りでの現役引退を表明していた。今シーズンはミラノ・コルティナオリンピックでも合計224.90点で銀メダルを獲得しており、オリンピック直後の世界選手権でさらに自己ベストを更新して優勝するという、誰もが成し遂げられない形での引退となった。

SNS上では「引退を宣言して最後に生涯パーソナルベストを更新して圧倒的強さで優勝するのはこれ以上なく理想の終わりの形」「本当の有終の美を知る人だ」といった称賛の声が相次いだ。「有終の美」というキーワードは、この完璧すぎる引退劇を表現するために多くのファンや報道機関が一斉に使用し、トレンド入りした。