フォーエバーヤング
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2026年3月28日深夜(日本時間)、アラブ首長国連邦・メイダン競馬場で行われたドバイワールドカップ(G1)でフォーエバーヤングが2着に入線し、日本競馬ファンの間で大きな反響を呼んでいる。

フォーエバーヤングは海外ブックメーカーで1.44倍という断然の1番人気に支持されていた。2025年のBCクラシック(G1)を日本調教馬として初制覇し、2026年サウジカップも連覇。JRA賞では年度代表馬・最優秀4歳以上牡馬・最優秀ダートホースの三冠を受賞した、まさに日本競馬史上最強クラスのダート馬だ。しかし、唯一未制覇だった世界最高峰のダートレース・ドバイワールドカップでは、J.オルティス騎乗の米国馬マグニチュードが逃げ切り、フォーエバーヤングは2着に終わった。

レース前には、矢作調教師が情勢を踏まえてスタッフや坂井瑠星騎手に帰国を打診したというエピソードも明らかになっている。しかし坂井騎手は「行かないという選択肢はない」と即答し、現地スタッフも「勝ってから帰ります」と全員が残留を選択。この覚悟のエピソードはレース結果と同様、あるいはそれ以上に多くのファンの心を動かした。

同日のドバイワールドカップデーでは、UAEダービーでワンダーディーンが優勝し、日本馬の5連覇(2022年クラウンプライド→2023年デルマソトガケ→2024年フォーエバーヤング→2025年アドマイヤデイトナ→2026年ワンダーディーン)を達成。ドバイWCの悔しさを補う形で、日本競馬の世界的な強さを改めて示した。

ドバイワールドカップの総賞金は1200万米ドル、1着賞金は696万米ドルという世界最高峰の舞台。フォーエバーヤングが勝利していれば、世界獲得賞金ランキングでロマンチックウォリアーを抜いて世界賞金王に浮上する可能性もあったとされる。今後もフォーエバーヤングの次走に注目が集まる。