テーオーエルビスが2026年5月3日(日本時間)、米国チャーチルダウンズ競馬場で行われたG1チャーチルダウンズステークス(ダート7ハロン=約1400m)を坂井瑠星騎手騎乗で圧勝し、日本調教馬として史上3頭目となる米ダートG1制覇を達成した。これが今トレンドになっている最大の理由だ。
レースでは5番手付近を追走し、直線で豪快に伸びて他馬を寄せ付けない完勝。終始外々を回りながらもあっさりと突き放す横綱相撲で、「アメリカG1ダート短距離という日本馬が勝つことをまるで想定できない条件」(X投稿より)を制した。高柳大輔厩舎にとっても海外G1初制覇となり、5連勝でのG1タイトル獲得という輝かしい記録も生まれた。
このレースはケンタッキーダービー当日のアンダーカードとして行われたG1で、同日にはワンダーディーンとダノンバーボンがケンタッキーダービーに出走するなど、日本競馬ファンにとって特別な一日となった。チャーチルダウンズステークスはナイツブリッジやイマジネーションなど重賞馬が揃う超ハイレベルなメンバー構成だったが、テーオーエルビスはそれを一蹴した。
テーオーエルビスはカペラステークス(G3・中山ダート1200m)を5馬身差で圧勝して重賞初制覇を果たし、その勢いで米国遠征に臨んだ経緯がある。レース前には田口貫太騎手が日本から駆け付けて追い切りに騎乗し、「こうして日本馬が海外レースに挑戦する中で、選ばれるジョッキーになりたい」と語った場面も話題を呼んでいた。
坂井瑠星騎手の会心のガッツポーズはSNSで広く拡散され、「BCスプリントも勝てる強さだぞ」「とんでもない逸材かもしれない」といった声が競馬ファンから相次いでいる。今後のBCスプリント(ブリーダーズカップスプリント)への参戦が期待されており、日本短距離ダート界の新たな歴史を刻んだこの快挙への注目は続きそうだ。
カペラSのパフォーマンスがあまりに凄すぎたから、テーオーエルビスで通用しないんだったら日本の短距離ダートで勝負出来る馬は未来永劫出てこないと思って評価を上げてたけど、ここまでの圧勝は聞いてない…… https://t.co/TvI7KWAoNt