サトノレーヴ
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2026年3月29日、中京競馬場で行われた第56回高松宮記念(G1・芝1200m)で、サトノレーヴ(C.ルメール騎手)が連覇を達成し、競馬ファンの間で大きな話題となっている。

サトノレーヴは5枠9番、馬体重530kg(-2)で出走。ハイペースの一戦を差し切り、見事1着でゴールした。2着には15番人気のレッドモンレーヴ(酒井学騎手)が激走し、3着は7番人気のウインカーネリアン(三浦騎手)が入った。

今回の連覇達成は、同じ堀宣行厩舎の先輩馬・キンシャサノキセキが2010年・2011年に連覇して以来15年ぶりの快挙。さらに現在の中京競馬場での連覇は史上初という記録も打ち立てた。

レース後に特に話題を集めたのが、1・2着馬の馬名の偶然の一致だ。サトノレーヴの「レーヴ(Reve)」はフランス語で「夢」、レッドモンレーヴの「モンレーヴ(Mon Reve)」は「私の夢」を意味する。「今年の高松宮記念は夢に溢れていた」という声がSNS上で広がった。

また、1・2着馬はともに父ロードカナロア産駒。出走馬中わずか2頭しかいなかったロードカナロア産駒がワンツーを決め、同産駒はこのレースで通算4勝目を挙げた。

一方、前日オッズで1番人気(3.4倍)に支持されたナムラクレアは、引退レースとなるラストランに臨んだが悲願達成はならなかった。馬体重476kg(-8)での出走だった。多くのファンがナムラクレアの最後の走りに注目しており、感動的な場面として記憶されることになった。

ルメール騎手にとっては高松宮記念の初制覇となり、今年のG1連勝も達成。サトノレーヴは2019年3月22日生まれの牡7歳で、美浦・堀宣行厩舎所属、父はロードカナロアという血統を持つ。春のG1シリーズ開幕戦を飾る一戦として、競馬ファンの熱気が最高潮に達した一日となった。