2026年3月29日、中京競馬場で行われた第56回高松宮記念(G1、芝1200m)が、牝7歳・ナムラクレアの引退レースとなった。3年連続2着という「惜敗の女王」の悲願G1制覇に競馬ファンの注目が集中し、レース前からSNSでトレンド入りした。
ナムラクレアは栗東・長谷川浩大厩舎所属、父ミッキーアイル。小倉2歳S、函館スプリントS、シルクロードS、キーンランドC、阪神カップと重賞5勝を挙げ、生涯勝ち鞍がオープン以上のレースのみという珍しい記録を持つ実力馬だ。一方で高松宮記念では2023・2024・2025年と3年連続2着、スプリンターズSでも3年連続3着と、G1タイトルにあと一歩届かない「惜敗」が続いてきた。
引退レースには、長きにわたりコンビを組んできた浜中俊騎手が7戦ぶりに騎乗。長谷川調教師は「これで負けたら『しゃあない』。応援よろしくお願いします」と自信のコメントを残し、前日オッズでは3.4倍の1番人気に支持された。枠順は7枠13番、馬体重は476kg(前走比-8kg)だった。
netkeiba公式が「#ネトケでナムラクレア引退式」特別企画ページを設置したことで、ファンアートや競走生活の振り返り投稿が前日から大量に拡散。「ツンデレお嬢様」というキャラクター像がファン間で共有され、ウマ娘文化の影響もあって競馬ファン以外の層にも話題が届いた。
レース結果は、サトノレーヴが連覇を達成。ナムラクレアは引退レースでの悲願G1制覇を果たすことなく、11回目のG1挑戦に幕を下ろした。重賞5勝・約6年間の現役生活を終えたナムラクレアに対し、SNSでは「ラストランお疲れ様でした」「出逢えたことに感謝」という温かい惜別の声が多数投稿され、結果を超えた深い愛着がファンに根付いていることが示された。
【#高松宮記念】 「これで負ければ仕方ない」有終Vだけではないナムラクレア長谷川師がこの1年背負ってきた"使命" #ナムラクレアhttps://t.co/P92wsbI2J6
ナムラクレアはルメールが選ばなかった。 ルメールがサトノレーヴを選んだ。 みたいなの見るけど違くね? だって元々今日はドバイでマスカレードボールに騎乗予定だったじゃん。 違ったらすんまへん😗
【高松宮記念】ナムラクレア(父ミッキーアイル)がラストラン。4度目の挑戦、3年連続2着の舞台が引退レースに。最後の鞍上は長きに渡り苦楽を共にしてきた浜中俊騎手。11回目のGI挑戦…2歳時から活躍して積み上げた重賞タイトルは5勝。約6年間の現役生活に別れを告げます。#高松宮記念 #ナムラクレアhttps://t.co/7VDxGPZzEH