2026年ミラノ・コルティナ冬季五輪のフィギュアスケート団体戦が2月6日から8日にかけて行われ、最終種目の男子フリーで「クワッド・ゴッド(4回転の神)」の異名を持つイリア・マリニン(米国)が話題の中心となった。
団体戦2日目の男子ショートプログラムでは、世界王者マリニンが98.00点にとどまり、日本の鍵山優真が108.67点で1位となる番狂わせが発生。米国メディアも「金メダルは容易ではない」と衝撃を伝えた。マリニン自身は「全力の半分」と語ったとされるが、米国内では不安の声も広がっていた。
最終日には、りくりゅう(三浦璃来・木原龍一)がペアフリーで世界歴代3位となる155.55点の高得点で1位、坂本花織が女子フリーで148.62点の1位を獲得。日本は5点差を逆転し、米国と同点で最終種目の男子フリーを迎えた。金メダルの行方は佐藤駿対マリニンの一騎打ちに委ねられるという劇的な展開となった。
注目の男子フリーでは、マリニンが4回転ジャンプにミスがありコンビネーションにできない場面もあったものの、200.03点を記録。対する佐藤駿は全てのジャンプ要素を成功させる会心の演技で自己ベストを更新する194.86点を叩き出したが、わずかに及ばなかった。この結果、米国が金メダル、日本は銀メダルとなった。
今後は2月11日から始まる男子シングル個人戦で、マリニンと日本勢の再戦が注目される。

