かおちゃん
画像: AI生成

フィギュアスケートの坂本花織が、現役最後の試合となるプラハ世界選手権のフリースケーティングで、ノーミスの完璧な演技を披露してパーソナルベストを更新し優勝を果たした。これが「かおちゃん」がトレンド入りした理由だ。

2026年3月28日(日本時間早朝)に行われたフリーでは、フリー80.87点・合計238.28点というパーソナルベストを記録。3月25日のショートプログラムでも79.31点で首位発進しており、最後まで圧倒的な強さを見せた。この優勝により、坂本は日本人女子初の世界選手権4度優勝(2022・2023・2024・2026年)という歴史的記録を打ち立てた。

演技の完成度は採点にも表れており、ジャッジの一人がプログラムコンポーネンツスコア(PCS)の全項目に満点10.00を付けるという異例の事態が話題を呼んだ。現地プラハでは演技直後から得点発表まで全観客がスタンディングオベーションを続けるという光景も生まれた。

坂本は2025年6月に2025-26シーズン限りでの現役引退を表明していた。2026年2月のミラノ・コルティナ五輪では個人銀メダル(224.90点)と団体銀メダルを獲得。五輪後に「フリーをやりきるため」として出場を決めたプラハ世界選手権が、文字通り最後の舞台となった。

2位には千葉百音が入り、日本女子のワンツーフィニッシュも達成。演技直後に号泣した千葉が坂本と涙のハグを交わす場面は、日本女子フィギュア界の世代交代と絆を象徴するシーンとして多くのファンの心を打った。

引退後は神戸を拠点にコーチ(指導者)として後進育成を目指す予定。「教え子をメダルに導けるよう」と語っており、競技者としての輝かしいキャリアを次世代へつなぐ新たな挑戦が始まる。