皆既月食
画像: AI生成

本日2026年3月3日のひな祭りの夜、日本全国で皆既月食が発生することから、朝からSNSで大きな話題となっている。

今回の皆既月食のスケジュールは、18:50に欠け始め、20:04に皆既食が始まり、21:03に皆既食が終了、22:17〜22:18に月食が完全に終わる。皆既食の継続時間は約59分で、この間、月は「赤銅色」と呼ばれる赤暗い神秘的な色に染まる。これは地球の大気を通り抜けた太陽光が月面に当たることで起きる現象だ。

今回が特に注目される理由は二つある。一つ目は、ひな祭り(3月3日)と皆既月食が重なるのが約150年ぶりという希少性。二つ目は、次回の皆既月食が2029年1月(元旦)まで3年間見られないという点だ。「今回を逃すと3年後まで待つことになる」という希少性が、観測への関心をさらに高めている。

天気については、全国的に雨の予報が出ており観測条件は厳しい状況だ。ただし、九州など一部の地域では晴れ間が期待できるとされている。天気が心配な人向けには、国立天文台やすばる望遠鏡(ハワイ島マウナケア)、アストロアーツ、各地の科学館などがライブ配信や観望会を予定しており、屋内からでも天体ショーを楽しめる環境が整っている。

また、3月の満月は「ワームムーン」とも呼ばれ、だんだんと暖かくなる季節にちなんだ名称が付けられている。ひな祭りの夜に赤く染まる幻想的な月という組み合わせが、天文ファンだけでなく幅広い層の関心を集めている。晴れている地域では、ぜひ夜空を見上げてみてほしい。