吉田正尚
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2026年3月8日、東京ドームで行われたWBC(ワールド・ベースボール・クラシック)1次ラウンドC組の日本vsオーストラリア戦で、吉田正尚が7回に逆転2ランホームランを放ち、侍ジャパンが4-3で逆転勝利を収めた。この一打が今、日本中で大きな話題となっている。

最大の注目点は、この試合が60年ぶりの天覧試合だったことだ。天皇皇后両陛下と愛子内親王殿下がご観戦される歴史的な舞台で、吉田の逆転弾が飛び出した。両陛下が逆転ホームランを拍手で祝福される場面はSNSで瞬く間に拡散し、「令和の長嶋茂雄」と称える声も上がった。過去に天覧試合でホームランを打った選手として長嶋茂雄・王貞治らの名が挙がる中、吉田正尚がその歴史に新たな名を刻んだことがファンの感動をさらに増幅させている。

吉田はこの試合で4番左翼として出場し、3打数1安打2打点1本塁打1四球の成績を残した。これにより大会通算打点は19となり、大谷翔平の14打点を超えてWBC日本選手最多記録を更新。2023年WBCでも大会新記録の13打点・打率.409・2本塁打を記録して外野手部門ベストナインに選出されており、WBCでの勝負強さは折り紙付きだ。2023年準決勝メキシコ戦での起死回生の同点3ランも記憶に新しい。

現在ボストン・レッドソックス所属の吉田は、直近2試合で大谷翔平・鈴木誠也とともに侍ジャパンの全得点を叩き出している。この3人だけで10打点を記録する一方、他の打者の不振を懸念する声も一部で上がっており、打線の課題も浮き彫りになっている。

侍ジャパンはこの勝利で3連勝を達成し、1次ラウンドを1位で通過。2026年WBCは2028年ロサンゼルスオリンピック野球競技の予選大会も兼ねており、今後の戦いにも注目が集まる。