天覧試合
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2026年2月27日、WBC広報事務局が3月8日(日)に東京ドームで行われるWBC1次ラウンドC組の日本vsオーストラリア戦を天覧試合として開催すると発表した。天皇陛下(徳仁)が東京ドームに来場・観戦予定であることが明らかになり、ニュースが一斉に拡散してトレンド入りした。

天覧試合とは、天皇・皇后が観覧する試合のことを指す。野球における天覧試合は、1966年の日米野球(全日本vsドジャース)以来60年ぶりとなる。プロ野球公式戦に限定すると、1959年6月25日の巨人対阪神戦(後楽園球場)以来67年ぶりという歴史的な出来事だ。なお、複数のメディアが「67年ぶり」と報じる一方、1966年の日米野球天覧試合を踏まえると「60年ぶり」が正確との指摘もあり、SNS上でも解釈をめぐる議論が起きている。

1959年の天覧試合は、昭和天皇と香淳皇后が観戦するなか、9回裏に長嶋茂雄がサヨナラ本塁打を放ち巨人が5対4で勝利した伝説の試合として語り継がれている。スポニチは「大谷翔平が王・長嶋を超えるドラマを生み出すか」と報じており、大谷翔平が出場するWBCという世界的な舞台で、60年以上ぶりの天覧試合という歴史的意義が重なることへの期待感が話題を大きく後押ししている。

一方で、今大会の試合がNetflixによる独占配信となっているため、「天覧試合が地上波やNHKで視聴できない」という批判の声がSNS上で多数上がっている。「天覧試合をNetflixに独占させるのは不敬では」「NHKが中継すべき」といった意見が相次いでおり、歴史的イベントの放送形態をめぐる議論も話題の一角を形成している。

3月8日の試合当日、大谷翔平をはじめとする侍ジャパンの選手たちが天皇陛下の前でどのようなプレーを見せるか、日本中の注目が東京ドームに集まることになる。