アクアヴァーナル
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2026年3月22日に阪神競馬場で行われた第74回阪神大賞典(G2・芝3000m)で、6番人気の牝馬アクアヴァーナルが2着に好走したことが競馬ファンの間で大きな話題となっている。

アクアヴァーナルは父エピファネイア・母父ディープインパクトという血統を持つ牝5歳の芦毛馬(栗東・四位洋文厩舎)。前走の万葉Sを快勝し、重賞初挑戦で阪神大賞典に臨んだ。レースでは坂井瑠星騎手を背に先んじて抜け出す積極的な競馬を見せ、最終的に1着アドマイヤテラ(武豊騎乗・1番人気)に交わされたものの、3着ダノンシーマ(川田将雅騎乗・2番人気)を抑えて2着を確保した。

この結果が注目される最大の理由は、阪神大賞典における牝馬の歴史的な壁だ。1987年以降、このレースで牝馬が優勝した例はなく、今回の2着入線は2015年のデニムアンドルビー以来11年ぶり、歴代3頭目の牝馬連対という記録となった。重賞初挑戦・6番人気という低評価を覆した健闘に、SNS上では「男の子に混じってよく頑張った」「牝馬の粘りに感動」といった称賛の声が相次いだ。

さらに、1着アドマイヤテラも芦毛馬であったため、芦毛馬によるJRA重賞ワンツーという珍しい結果となった。これは2022年のマーメイドS以来3年9ヶ月ぶりの出来事で、視覚的にも印象的なシーンとして話題を後押しした。

同レースでは武豊騎手がアドマイヤテラで3分02秒0のコースレコードを叩き出して優勝し、デビューから40年連続JRA重賞制覇という史上初の記録を達成。アクアヴァーナルの話題はこの歴史的快挙とも重なり、レース全体への注目度が一段と高まった。

今後はアクアヴァーナルが天皇賞・春など長距離重賞に参戦するかどうかが競馬ファンの関心事となっており、牝馬として39年間誰も成し遂げていない阪神大賞典制覇への期待も高まっている。