ブルージェイズ
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2026年3月27日(日本時間28日)、元読売ジャイアンツの4番打者・岡本和真がトロント・ブルージェイズの一員としてMLBデビューを果たした。アスレチックス戦に「7番・三塁」で先発出場し、その活躍が日本のMLBファンを中心に大きな盛り上がりを見せている。

デビュー戦の内容は申し分なかった。初打席こそセベリーノの158.2キロ(98.3マイル)直球に空振り三振を喫したものの、2打席目は四球で出塁。7回1死には左前打でメジャー初安打を記録し、続く4打席目にも右前安打を放ってマルチ安打を達成した。さらに9回2死にはサヨナラのホームを踏み、チームの開幕戦勝利に貢献。3打数2安打1四球という輝かしいスタートを切った。

成績以上に日本のファンの心を動かしたのが、登場曲と選手紹介時の演出だ。岡本は巨人時代から使用してきたサザンオールスターズの「希望の轍」をMLBでも登場曲として継続使用。さらに選手紹介では「お茶たてポーズ」を披露し、SNS上では「希望の轍キタアアアアアア」「号泣してる」「感動」といった声が相次いだ。チームメイトのゲレーロJr.が初安打の記念ボールを確保したほか、お茶たてポーズを一塁上で披露するなど、デビュー初日からチームとの良好な関係も伝わり、ファンの好感度をさらに高めた。

岡本は2026年1月4日にブルージェイズと4年6000万ドル(約93億円)の大型契約を締結。巨人時代には通算248本塁打・717打点(2025年シーズン終了時点)を積み上げた日本球界を代表するスラッガーが、背番号7を背負って世界最高峰の舞台に挑んでいる。

また、同日にはホワイトソックスの村上宗隆がメジャー初本塁打を記録しており、日本人野手のMLB挑戦が同時進行で話題となっている。NPBの開幕戦も重なったこの日、NPBとMLBの両方で日本人選手が活躍したことで、野球全体への注目が一気に高まった。今後、岡本がMLBの舞台でどのような成績を残していくかが引き続き注目される。