二階堂選手
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2026年2月14日、ミラノ・コルティナ冬季五輪のスキージャンプ男子ラージヒルで二階堂蓮選手が銀メダルを獲得し、大きな注目を集めている。今大会でノーマルヒル銅、混合団体銅に続く3つ目のメダルとなり、日本勢最多タイの快挙となった。

1回目で140メートルの特大ジャンプを見せ、2位に7ポイント差をつけて首位に立った二階堂選手。しかし2本目でプレブツ選手に逆転を許し銀メダルとなった。競技後、父・学さんのもとに向かい「ごめん!」と抱きつくと号泣。父と抱き合って涙にくれる姿が多くの人の心を打った。父・学さんは1991年世界選手権代表の元スキージャンプ選手で、父から届けられたヘルメットを着用して今大会に臨んでいた。親子2代で日本代表という背景も注目を集めている。

24歳の二階堂選手は北海道江別市出身。8歳でスキージャンプを開始し、2022年夏のグランプリで初出場初優勝を果たした。下川商業高校出身で東海大学を中退後、日本ビールスキー部に所属。アルバイトで稼いだ日々を経て世界トップレベルへ飛躍した苦労人としても知られる。

さらに2月16日の男子スーパー団体では、小林陵侑選手とペアで出場。3回目に二階堂選手が146.8メートルの大ジャンプで2位に順位を上げたものの、降雪の影響で試合中止が決まり、2回目終了時点の6位が最終順位となった。「幻のジャンプ」として話題になり、SNS上では「めちゃくちゃ良かったのに」「消化不良」という声が多数上がっている。二階堂選手は試合後のインタビューで「悔しさを通り越してむしろ前向き。課題ができてそれにまた取り組める。メダルも取れたし上出来」と語り、前向きな姿勢を見せた。