ヤマハ発動機
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ヤマハ発動機が2026年2月13日に発表した2026年12月期の業績予想が投資家の注目を集めている。同社は連結純利益を前期比6.2倍の1000億円と予想し、市場予想の958億円を上回る強気の見通しを示した。この発表を受けて株価は後場に急騰し、投資家の期待が高まっている。

前期となる2025年12月期は売上収益2兆5,342億円(前期比1.6%減)、純利益は前期比85%減と大幅な減益に苦しんだ。しかし今期はインドやベトナムなどの新興市場で二輪車の販売増を見込んでおり、コア事業と戦略事業の回復によるV字回復を目指している。為替前提を1ドル155円と設定し、円安効果も業績押し上げ要因として織り込んでいる。

株主還元の面でも積極的な姿勢を示しており、年間配当を前期の35円から50円(中間25円、期末25円)へ15円増配する予定だ。前期の減配から一転しての増配方針は、業績回復への自信の表れと受け止められている。SNS上では「信じていた」「ナイス増配」といった歓喜の声が上がる一方、「減配で売却した株主を切り捨て」という指摘や、短期間での減配から増配への転換に戸惑う声も見られる。

2026年2月13日時点の株価は約1,098円で推移しており、年初来高値1,384円、年初来安値963円のレンジ内にある。今後は新興市場での販売動向と為替の推移が業績達成の鍵を握ることになる。