「Make Aliens Great Again」が今トレンドになっている背景には、2026年5月9日に米国防総省が公開したUFO関連の機密解除資料がある。
米国防総省は約160点の文書・映像を公開し、その中には日本周辺で撮影された映像も含まれていた。日本経済新聞・CNN日本版・ハフポスト日本版・時事通信など主要メディアが一斉に報道し、宇宙人・UFOをめぐる話題が日本のSNSでも一気に盛り上がった。
この流れに乗る形で急浮上したのが、Solanaブロックチェーン上のミームコイン「Make Aliens Great Again(ティッカー:$MAGA)」だ。コイン名はトランプ前大統領の選挙スローガン「Make America Great Again(MAGA)」をもじったもので、宇宙人テーマと政治的ワードを掛け合わせた話題性が特徴。CyberNewsなどの報道によれば、UFO資料公開の話題が広がるなかで24時間に最大+350%前後の急騰を記録し、時価総額は700万ドルに達したとされる。別の報告では+265〜329%という数字も出ており、複数のメディアが異なる数値を報じている。
KuCoinやBitMartなどの取引所でも取り上げられ、CoinGecko・CoinMarketCap・Coinbaseといった主要仮想通貨情報サイトにも価格情報が掲載されている。日本語・中国語・英語のX投稿が同時多発的に拡散しており、「24時間で+329%って、何が起きてる?」「政治ネタ×ミームコインの組み合わせは過去にも短期間で爆発した事例が多い」といった声が上がっている。
一方で、急騰の裏には急落リスクも同様に存在する。セキュリティ情報サイトのPCRiskは$MAGAに関するアロケーション詐欺(スキャム)の報告を掲載し、注意を呼びかけている。「話題性だけで資金が流入するのがミームコインの特性」という冷静な指摘も拡散しており、投機的な関心と慎重な警告が混在している状況だ。UFO機密公開という実際のニュースイベントが、ミームコイン特有の短期急騰サイクルを引き起こした典型例として注目されている。