三菱商事
画像: AI生成

2026年5月1日、大手総合商社6社(丸紅・三井物産・双日・伊藤忠商事・住友商事・三菱商事)が同日に本決算を発表するという異例の集中日となり、投資家・市場関係者の間で「総合商社の日」として大きな注目を集めた。

三菱商事が発表した2026年3月期の最終利益は前期比15.8%減の8,004億円と減益となった。しかし市場が最も注目したのは翌期の業績予想だ。2027年3月期の純利益予想は前期比37.4%増の1兆1,000億円と、1兆円台への復帰を見込む強気の数字を示した。日本経済新聞はエネルギー分野の好調がけん引すると報じており、この予想は市場コンセンサスを大きく上回る内容だったとされる。

株主還元面でも好材料が続いた。2027年3月期の年間配当予想は1株125円と、前期の110円から15円の増配(増配率13.6%)を発表。さらに2028年3月期までに自社株買い1兆円を実施する方針はすでに発表済みで、株主への積極的な還元姿勢が改めて確認された。

同日発表した他の商社との比較も話題を呼んだ。三井物産は年間配当を115円から140円へ21.7%増配と大幅な引き上げを発表。5大商社が全社増配を達成したことで、X上では「全社増配にリーチ!」と興奮する投稿が相次いだ。一方、株価反応は商社によって明暗が分かれ、伊藤忠・住友商事・双日が上昇した一方、三井物産・丸紅は下落するなど、決算内容の評価が分かれた。

三菱商事は決算発表の時刻が14時と6社の中で最後となり、X上では「大トリ」として発表前から注目が集まっていた。発表直後には「まさかの純利益1.1兆円」「優勝!」といった興奮した投稿が多数拡散し、トレンド入りにつながった。今後は発表された業績予想の達成可否と、継続的な株主還元の動向が引き続き注目される。