阪神タイガースの髙橋遥人投手が、2026年5月6日の中日ドラゴンズ戦で今季4度目の完封勝利を挙げ、プロ野球ファンの間で大きな話題となっている。
今季の髙橋遥人の成績は、5登板4勝4完封という驚異的な内容だ。注目すべきは、今季の全勝利がすべて完封勝利という点で、これは前例のない記録となっている。さらに、5登板での4完封というペースは、2025年シーズンに12球団トップだった3完封(金村尚真・今井達也・床田寛樹・村上頌樹がそれぞれ20登板以上かけて達成)をわずか5試合で上回るものだ。
5月6日の中日戦では、6回に髙寺望夢選手のツーランホームランで先制し、髙橋遥人はそのリードを守り切って完封。これで3試合連続完封を達成した。この記録は阪神球団では1966年のバッキー以来、実に60年ぶりの快挙となる。また、試合後には「Mr.ZERO」の異名を持つ髙橋遥人が、3月・4月度のJERAセ・リーグ月間MVPをダブル受賞したことも報じられた。
髙橋遥人の投球の特徴として、登板試合の試合時間が3月28日から5月6日にかけて毎回2時間29分〜2時間45分という短さが際立つ。セ・リーグの投球回数ランキングでも5登板で42回とトップに立っており、6登板以上の投手を上回る数字だ。球速は平均148キロ台のストレートに加え、ツーシームやカットボールを駆使した投球スタイルが高く評価されている。
阪神OBの鳥谷氏は「みんなが活躍を何年も待っていた」とコメントしており、かつてケガなどで苦しんだ時期を経ての復活劇という背景もファンの感情を高めている。球団記録は小山正明氏が持つ5試合連続完封であり、次回登板でこの記録に並ぶ可能性がある。今後の登板がさらなる注目を集めることは間違いない。
髙橋遥人の登板試合 試合時間 3月28日 2時間45分 4月5日 2時間45分 4月12日 2時間44分 4月29日 2時間36分 5月6日 2時間29分
セリーグ投球回ランキング 1位髙橋遥人42回(5登板) 2位 床田寛樹 39.2回(6登板) 3位 金丸夢斗 39.1回(6登板) 4位 柳裕也 39回(6登板) 5位 東克樹 38回(6登板) 5位 村上頌樹 38回(6登板)