ピッチャーオスナ
画像: AI生成

2026年5月12日夜、東京ヤクルトスワローズの野手・ホセ・オスナが投手として登板するという珍事が起き、SNSが一気に盛り上がった。

オスナは内野手・外野手として活躍してきた選手だが、この日の試合はヤクルトが0-10と大差でビハインドを背負う展開となった。こうした大差の試合終盤では、投手陣の消耗を避けるために野手が投手として登板する「野手登板」が行われることがある。オスナはその役割を担い、マウンドに上がった。

驚くべきはその結果だ。オスナは打者を併殺打(ゲッツー)に打ち取ることに成功。X投稿によれば140キロのストレートとフォークを投じたとの声もあり、野手とは思えない投球内容が話題を呼んだ。さらに、池山隆寛監督がこの場面で大爆笑する姿も中継に映し出され、球場全体が笑いと歓声に包まれた様子がSNSで次々と報告された。

この出来事が特に注目を集めた背景には、オスナ自身の直近の経緯がある。オスナは4月28日に不振を理由に出場選手登録を抹消されていた。故障以外での抹消は来日6年目で初という異例の事態で、2軍では5試合・12打数1安打・打率.083という成績にとどまっていた。それが5月12日に1軍へ再昇格し、「6番・一塁」でスタメン出場した当日に投手登板まで果たすという、まるでドラマのような展開となった。

SNSでは20:46に最初の投稿が確認され、20:58までの約12分間に大量の「ピッチャーオスナ」投稿が集中。ヤクルトファンだけでなく阪神ファンも含め、両チームのファンが一緒になって楽しむ珍しい光景となった。また、かつてソフトバンクに在籍した投手「ロベルト・オスナ」との名前の類似から生まれたネタ投稿も多く見られ、野球ファン同士の横断的な盛り上がりを生んだ。