オーストラリア
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「オーストラリア」が今トレンド入りしているのは、WBC(ワールドベースボールクラシック)をめぐる複数の話題が重なったためだ。

2026年3月8日、東京ドームでWBC1次ラウンドC組の日本対オーストラリア戦が行われ、日本が4-3で逆転勝利。3連勝でC組1位突破を決めた。この試合の最大のハイライトは、4番・吉田正尚が7回2死一塁の場面で放った逆転2ランだ。2試合連続本塁打となったこの一発で、吉田のWBC通算本塁打は4本となり、日本人選手として単独トップに立った。試合後、吉田は「重苦しい雰囲気でしたのでよかった」とコメントしている。

さらにこの試合を歴史的なものにしたのが、天皇・皇后両陛下と長女愛子さまの観戦だ。野球の国際試合での天覧試合は1966年11月の日米野球以来60年ぶりという出来事で、前回大会優勝監督の栗山英樹氏が天皇ご一家のアテンド役を務めた。試合後、天皇陛下は「良いゲームでした」と感想を述べられたと報じられている。

翌3月9日には、在日オーストラリア大使館とチームオーストラリアの公式アカウントが日本語で感謝メッセージを投稿。「この1か月間、私たちのストーリーを見守ってくださり、本当にありがとうございます」という内容が大きな反響を呼び、日豪外交関係樹立50周年(#日豪50周年)の文脈とも重なって拡散した。チームオーストラリアは天皇ご一家へTシャツを贈呈したことも明かした。

一方、同日行われた韓国対オーストラリアの2位争いも注目を集めた。複雑な得失点差の条件をめぐり、申告敬遠で意図的に失点を狙う韓国と、ピッチクロック違反で対抗するオーストラリアという前代未聞の展開が野球ファン以外にも拡散。最終的に韓国が7-2で勝利し準々決勝進出を決めた。

また、WBC2026はNetflixが全試合を独占生配信しており地上波放送がない。60年ぶりの天覧試合という歴史的な一戦が地上波で見られないことへの議論も起きており、「絶対地上波で放送しなきゃ」という声も上がっている。侍ジャパンは次のステージへと進む。