吉田正尚
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3月8日、東京ドームで行われたWBC1次ラウンドC組・日本対オーストラリア戦で、侍ジャパンの4番・吉田正尚が7回2死一塁から逆転2ランホームランを放ち、日本が4-3で勝利した。この一打がSNSを中心に爆発的な話題を呼んでいる。

試合は6回に日本が先制したものの、オーストラリアに逆転を許し重苦しい雰囲気が漂っていた。そんな状況で吉田は「自分のベストスイングをしようと」低めの変化球を右翼席にたたき込んだ。打球初速107.1マイル、飛距離394フィートの確信弾で、東京ドームは総立ちとなった。

この本塁打が特別な意味を持つのは、複数の「歴史的文脈」が重なったからだ。まず、この試合は天皇・皇后両陛下と愛子さまが観戦する60年ぶりの天覧試合だった。過去に天覧試合でホームランを打った選手として長嶋茂雄や王貞治の名が挙がる中、吉田がその系譜に新たに名を刻んだことで「令和の長嶋茂雄」と称える声がSNSに溢れた。さらに、前日の韓国戦に続く2試合連続本塁打を達成し、WBC通算本塁打は日本人最多の4本に到達。今大会の打率.571・6打点という数字も圧倒的だ。

また、WBC日本代表の通算打点でも吉田は19打点でトップに立っており、大谷翔平(14打点)を上回る貢献度が改めて注目された。大谷がベンチを飛び出してガッツポーズする場面も話題を呼び、チームの一体感を象徴するシーンとして広く拡散された。

侍ジャパンはこの勝利で3連勝を達成し、C組1位通過を決定。準々決勝進出を確定させた。吉田自身は「準々決勝進出を今知りました」とコメントしており、その天然な一面もファンの間で話題になっている。今後の準々決勝でも吉田の活躍が侍ジャパンの命運を左右する場面が続きそうだ。