木原くん
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2026年2月17日、フィギュアスケート・ペアの三浦璃来・木原龍一組(通称「りくりゅう」)がミラノ・コルティナオリンピックで日本ペア史上初の金メダルを獲得し、大きな話題となっている。世界歴代最高得点158.13点での逆転優勝という劇的な展開が、SNS上で感動の声を呼んでいる。

木原龍一にとって、この金メダルは特別な意味を持つ。2014年ソチオリンピックからペア競技で4度目の五輪挑戦となる今大会で、ついに頂点に立った。もともとシングル選手だった木原は、ペアに転向後も長く苦しい時期を過ごしてきた。「フリーに進めない時代を長く長く過ごして」きた木原が、ついに五輪金メダリストになったことに、多くのファンが涙している。

特に感動を呼んでいるのが、解説を担当した高橋成美(愛称「なるちゃん」)の存在だ。高橋は木原の元ペア相方であり、木原をペアの世界に誘った張本人でもある。解説席で涙ながらに「この二人じゃなきゃ出来なかった」と語った高橋の言葉は、木原のペア人生の始まりを知る者だからこその重みがあった。SNS上では「成美ちゃんがいなきゃ木原くんはペアを始めてなかった」「なるみが始めた物語」といった声が多数上がっている。

2022年北京オリンピックでは、三浦が不安定で木原が優しく励まして支える場面が多かったが、今大会では構図が逆転した。演技直後のキスクラで、落胆する木原に三浦が右手を置いて力強く支える姿が印象的で、「りくちゃんが木原くんを引っ張って金メダルまで連れて行った」「頼もしい」と話題になっている。三浦自身も「(木原くん)今日マジで泣いてばっかり!!」とコメントしており、二人の関係性の変化と成長が感じられる瞬間となった。

日本のペア競技は長年、世界のトップレベルとは距離があったが、りくりゅうの登場で状況は一変した。「まさかこんな日がくるなんて」「かつては想像することすらできなかった」という声が示すように、この金メダルは日本フィギュアスケート界にとって歴史的な快挙となった。