#UFC328
画像: AI生成

2026年5月10日、日本人初のUFC世界王座誕生がかかった歴史的一戦「UFC328」が米国ニュージャージー州ニューアークのプルデンシャル・センターで開催された。セミメインイベントに組まれたフライ級王座戦で、挑戦者・平良達郎(戦績18勝1敗、UFC8勝1敗、フライ級3位)が王者ジョシュア・ヴァンに第5ラウンドKO負けを喫し、王座獲得はならなかった。

この試合が特に注目を集めた理由は複数ある。まず、アジア人男性同士によるUFCタイトルマッチは史上初であり、さらに2000年代生まれ同士のUFC王座戦も史上初という二重の歴史的意義を持つ一戦だった。平良達郎は「ベルトを日本へ持ち帰るためにここに来た」と宣言し、国内の格闘技ファンの期待を一身に背負っていた。

王者ジョシュア・ヴァンはミャンマー・チン州ハカ出身で戦績16勝2敗(UFC9勝1敗)。2025年12月のUFC323でアレシャンドレ・パントージャを1ラウンド26秒でTKO仕留めて王座を獲得し、UFC6連勝中という勢いを持つ強豪だ。試合前には「やるかやられるか」と強気のコメントを残していた。

試合はSNS上でリアルタイムに反応が広がり、「ヴァン強いわ」「組んでも一本取れる気配無かったし打撃も一方的だし完敗や」「UFC王座の壁高すぎる」といった声が相次いだ。試合前は平良の勝利を信じるファンが多く、「歴史的偉業を目に焼き付けろ」「平良達郎が王者になるまであと0日」といった期待の投稿が溢れていただけに、結果判明後の落胆も大きかった。

なお、この試合は当初UFC327(4月開催予定)に組まれていたが、ヴァンの負傷により約1ヶ月延期されての開催となった。配信はU-NEXT独占ライブ配信とUFC Fight Passのみで、地上波放送はなかった。日本人初のUFC世界王者誕生という夢は今回叶わなかったが、平良達郎の挑戦は国内格闘技界に大きな足跡を残した。