2026年2月21日に東京競馬場で行われたダイヤモンドステークス(G3・芝3400m・ハンデキャップ)で、1番人気に支持されたファウストラーゼンが、普段とは全く異なる「逃げ(ハナ)」という戦法を選択したことがリアルタイムで大きな話題を呼んでいる。
ファウストラーゼンはこれまで「捲り」を得意とする戦法で知られており、ファンの間でもその個性的なレーススタイルは広く認知されていた。しかしレース発走直後、「ハナか。新しい」という実況コメントが象徴するように、まさかの先行策に競馬ファンは一斉に驚きの声を上げた。
今回の鞍上は横山和生騎手(56.0kg)。東京競馬場では通常ルメール騎手が有力馬に騎乗するケースが多い中、横山和生騎手が1番人気を獲得したことも注目を集めた。レース前には「府中のルメールを差し置いて現在一番人気」という投稿が拡散されるなど、コンビ結成自体が話題の一つとなっていた。
馬の状態面では、2026年2月18日付の日刊スポーツの報道で「体調はすごくいい」と陣営がコメントし、今回はブリンカーを着用して出走することも明かされていた。追い切り指数でも1位評価を受けており、単勝4.2倍の1番人気は状態面の高さが反映された結果といえる。一方で、主な勝ち鞍が弥生賞ディープインパクト記念(芝2000m)であることから、芝3400mという長距離への適性を疑問視する声も少なくなかった。「長距離実績なし・中短距離血統で2番人気は笑える」という辛口の意見も見られた。
レース後は「思い切って逃げたファウストラーゼン、面白かったので、次は変わり身があるといいなぁ」という声に代表されるように、結果よりも戦法の大胆な転換そのものを楽しむ反応が目立った。ダイヤモンドステークスは1951年創設の歴史ある重賞で、過去2年の勝ち馬が天皇賞馬へと飛躍した実績を持つ注目の長距離G3。今後のファウストラーゼンの路線選択にも引き続き注目が集まりそうだ。
ファウストラーゼン、ハナか。新しい