ギリーズボール
画像: AI生成

2026年3月7日、阪神競馬場で行われた第60回報知杯フィリーズレビュー(GII・芝1400m)で、10番人気のギリーズボールが優勝し、競馬ファンの間で大きな話題となっている。

ギリーズボールは1枠2番からスタートし、西塚洸二騎手が内ラチ沿いを突いて鋭く伸びて差し切り勝ち。2着には2番人気のサンアントワーヌ(荻野極騎手)、3着には4番人気のアイニードユーが入った。父はエピファネイア、美浦・手塚厩舎所属の関東馬が阪神の舞台で激走した形だ。

今回の結果が特に注目を集めている理由は複数ある。まず、10番人気という低評価を覆した大穴決着であること。前走で大敗を喫していたギリーズボールだったが、距離短縮と内枠替わりが奏功したとみられ、一部の予想家はレース前から「前走は参考外」「新馬戦の内容が優秀」と推奨していた。

次に、西塚洸二騎手にとって重賞初制覇となる歴史的な一勝であること。騎手にとってGII制覇は大きなキャリアの節目であり、ファンからも祝福の声が上がっている。

さらに、ギリーズボールの半姉・ポルカリズムが同日の中山牝馬Sに出走しており、「姉妹で東西重賞制覇」という話題性も重なった。母の兄弟にはバウンスシャッセ、ムーンクエイク、コントラチェックと重賞勝ち馬3頭を輩出する名牝系であることも血統ファンの関心を集めている。

フィリーズレビューは桜花賞(GI)のトライアルレースであり、3着以内の馬には桜花賞への優先出走権が付与される。今回の結果により、ギリーズボール、サンアントワーヌ、アイニードユーの3頭が桜花賞への切符を手にした。今後は桜花賞に向けた各馬の動向が注目される。