37歳・プロ20年目のベテラン、巨人・坂本勇人が2026年5月13日、福井県セーレン・ドリームスタジアムで行われた広島戦の延長12回裏にNPB通算300本塁打を達成した。その劇的な内容がSNSで爆発的に拡散し、「坂本勇人」がトレンド上位に急浮上している。
注目を集めた最大の理由は、達成までの「物語」だ。延長10回に2死満塁で代打出場した坂本は、空振り三振に倒れてチャンスを潰していた。しかし2回後の延長12回裏、1死一・二塁の場面で広島6番手・遠藤の初球チェンジアップを左翼スタンドへ逆転サヨナラ3ランとして叩き込んだ。試合は巨人4-2広島で決着し、チームに連夜のサヨナラ勝ちをもたらした。
記録の重みも際立っている。NPB史上48人目の通算300本塁打は、巨人生え抜き選手としては7人目。右打者に限れば長嶋茂雄、原辰徳に次ぐ3人目という歴史的な位置づけだ。また、通算2293試合目でのスロー到達という数字が、20年間にわたる積み重ねの重さを物語っている。サヨナラ本塁打は自身通算7本目で史上6位タイ、セ・リーグでは3位にあたる。
ヒーローインタビューでの言葉も多くのファンの心を打った。「本当に300号打てないんじゃないんかと考える時期もありましたけど」「本当一生忘れないと思います」と涙交じりに語った坂本の姿に、SNSでは「泣けてくる」「千両役者」「やっぱり神」といった声が殺到した。
さらに話題を広げたのが、記念球の行方だ。坂本はサイン入りの記念球を、この試合でプロ初勝利を挙げた2年目投手・宮原駿介にプレゼント。「初勝利だからあげる」という言葉に宮原は「震える…」と大感激したと伝えられ、記録達成の感動に人間性への称賛が重なった。
また、前日5月12日の長良川球場に続く地方球場2日連続サヨナラ勝ちは1962年5月以来64年ぶりという珍記録も生まれ、巨人公式や日テレ、DAZNなど各公式アカウントも一斉に祝福投稿。「#坂本勇人はなぜ神なのか」タグが急上昇し、野球ファンを超えた広い層の注目を集めている。
[巨人] 歴代通算本塁打ランキング(在籍時) 1位 王貞治 868本 2位 長嶋茂雄 444本 3位 阿部慎之助 406本 4位 原辰徳 382本 5位 松井秀喜 332本 6位 高橋由伸 321本 7位坂本勇人300本(現役) 8位 岡本和真 248本(現役) 9位 柴田勲 194本 10位 清原和博 185本
やっぱり私たちの神でした 2026.5.13 セーレン•ドリームスタジアム #坂本勇人https://t.co/ztaDN67Bs0