「富山きときと空港」から「富山高山すし空港」へ改名を発表
富山県の新田八朗知事は2026年7月8日の定例記者会見で、富山空港の新しい愛称を「富山高山すし空港」に決定したと発表した。これまでの愛称は「富山きときと空港」で、県はこれを変更する形となる。
最大の特徴は、富山県の空港でありながら岐阜県の地名「高山」を採用した点だ。訪日客に人気の高山エリアの知名度を取り込む狙いがある。
富山空港の新しい愛称について、富山県が「富山高山すし空港」と決めたと、新田知事が発表した。富山空港の愛称はこれまで「富山きときと空港」だった。
背景にある「厳しい利用状況」と訪日客の取り込み
改名が今注目されているのは、単なる名前の変更にとどまらず、富山空港が置かれた厳しい利用状況という切実な事情が背景にあるためだ。報道では利用者の減少傾向が続いていると伝えられている。
新愛称に「高山」を入れたのは、飛騨高山という訪日客に人気の観光地の玄関口であることをアピールし、外国人観光客の集客につなげる狙いがある。さらに混合型コンセッションの導入という運営面の転換点も重なり、空港のあり方を見直すタイミングでの発表となった。
新愛称は「富山高山すし空港」…変更の背景に厳しい利用状況、混合型コンセッション導入という転換点
過去には新潟空港でも「こしひかり空港」などの愛称案が議論された例があり、地域資源を名称に盛り込む動き自体は各地で見られる。
「センスがない」「拙速だ」SNSで渦巻く賛否
発表直後からXでは反応が急増し、名称のインパクトをめぐって賛否が真っ二つに割れている。
批判的な声としては「とりあえず全部盛りにしましたという感じで、ちっともセンスが感じられない」「せめて富山すし空港か富山たかやま空港にしておきましょうと言える人間がいなかったのか」といった投稿が目立つ。また「県民からこんなに賛否あるテーマを、こうも拙速に決めていいのか」と決定プロセスそのものへの疑問も出ている。
一方で「高山の力も借りながら存続させようという狙いは分かる。個人的には賛成」という前向きな受け止めや、「高山の玄関口は富山と印象づけられる」と戦略を評価する声もある。
さらに「機内食が寿司」「飛騨牛柄のラッピング機体が登場」など、名称のインパクトを楽しむ大喜利ネタも生まれ、真面目な議論と遊びの両面で話題が広がっている。
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