2026年3月19日(日本時間20日未明)、米ホワイトハウスで行われた日米首脳会談の記者会見で、トランプ大統領が「真珠湾攻撃」をジョークの素材として使用したことが日本国内で大きな波紋を呼んでいる。
発端は、テレビ朝日の記者が「なぜイラン攻撃を同盟国に事前に知らせなかったのか」と質問したことだった。これに対しトランプ大統領は「奇襲を狙ったのだ。奇襲について日本ほどよく知っている国があるか?なぜ真珠湾攻撃のことを私に教えてくれなかったんだ?」と返答した。読売新聞やTBS NEWS DIGなど複数の主要メディアが一斉に報じ、日本時間の3月20日未明から午前にかけてSNSで急速に拡散した。
この発言が特に問題視されているのは、1941年12月8日(日本時間)の真珠湾攻撃が日米両国にとって極めてセンシティブな歴史的事件であるためだ。米軍約2,400〜2,500人が死亡したこの攻撃は、宣戦布告が攻撃開始後に届いたことでアメリカ国民の戦意を高める結果となった歴史的経緯がある。現職の米大統領が日本の首相との公式会見の場でこれをジョークの素材として使用したことは、外交的に極めて異例の事態だ。
批判の矛先はトランプ大統領だけでなく、高市首相の対応にも向けられている。複数のX投稿によれば、高市首相は発言を聞きながら笑顔を見せたとされており、「外交能力も信念もプライドもない」「即抗議すべきだった」という声が相次いでいる。さらにトランプ大統領の次男エリック・トランプ氏がこの発言を「歴史に残る名返答」と称賛したことで、単なる失言ではなく意図的な外交的マウンティングとして受け止める声も広がっている。
今回の会談は、2026年2月28日に米国とイスラエルがイランに軍事攻撃を実施し、ホルムズ海峡が事実上封鎖されて日本の石油輸入の約70%に影響が出るという深刻な状況下で行われた。エネルギー危機という切迫した背景の中での外交的屈辱として、国民の怒りが増幅している面もある。今後、日本政府がこの発言に対して何らかの抗議や見解を示すかどうかが注目されている。
戦争反対! あの時、国民が声を上げて日中戦争や真珠湾攻撃を止められたら、沖縄や大空襲や原爆の犠牲者はなかった。若い人たちを特攻で殺す事もなかった。だから今度こそは声をあげよう。 戦争反対だ。 https://t.co/1Rl5ybcPCP
トランプ大統領の次男エリック・トランプが、さっそく高市首相との会見での大統領の「真珠湾攻撃ジョーク」を「歴史に残る名返答!」とツイート。 一家そろって MAGA エコーチェンバーにどっぷりで、外交の場におけるふつうの常識がわからないという…。 https://t.co/Xiv3zXjifK
🇺🇸トランプ大統領の本当に嫌らしい所はこうやって衆人環視の前で他人を弄り倒す事でマウント取る所だけどこれはやり過ぎだろ? 🇯🇵首相もヘラヘラ笑ってないで一言「あんたに言われたないわ」って日本語で返しぃや。田中眞紀子なら言ってたわ。真珠湾攻撃をネタにされてそれが世界中で引用される恥。 https://t.co/3tNegpK6Vh