メキシコ
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WBC2026プールBの最終戦・メキシコvsイタリアが3月12日に行われ、イタリアが9-1で快勝した。この試合が今これほど注目を集めているのは、前日3月11日に起きた「史上最大の番狂わせ」が発端だ。

優勝候補筆頭と目されていたアメリカ代表が、イタリアに6-8で敗戦。これによりアメリカは3勝1敗となり、メキシコvsイタリアの結果次第では1次ラウンド敗退という前代未聞の事態に直面した。さらに試合前にアメリカのデローサ監督が「準々決勝進出は決まっている」と発言していたことが判明し、敗戦後に「失言だった、計算間違いをしていた」と認める事態となったことも話題に火をつけた。

SNSでは失点率による複雑な進出条件を整理した早見表が大量に拡散。「メキシコがイタリアに4点差以内で勝てばアメリカ敗退」「5失点以上の大勝ならアメリカ進出」という条件が広く共有された。さらに、イタリアとメキシコが意図的にロースコアで試合を終わらせれば両国が進出できるというルールの抜け穴に多くのユーザーが気づき、「談合シナリオ」がユーモアを交えて拡散。アメリカのFox Sportsが放送予定をドミニカ対ベネズエラからイタリア対メキシコに急遽変更したことも、この試合への関心の高さを示している。

結果はイタリアが9-1と大勝し、プールB最終順位はイタリア1位(4勝0敗)・アメリカ2位(3勝1敗)で準々決勝進出が確定。談合シナリオは実現せず、アメリカは危機を脱した。

また、3月11日には東日本大震災から15年を迎えるにあたり、メキシコ大使館が日本への深い連帯の意を表するメッセージをXに投稿。WBCの話題と重なる形でメキシコへの注目がさらに高まった。

準々決勝は3月13日・14日にヒューストンとマイアミで開催予定。イタリアとアメリカがどの相手と対戦するかも注目される。