マリニン
画像: AI生成

2026年2月11日、ミラノ・コルティナ五輪のフィギュアスケート男子シングル・ショートプログラムで、アメリカ代表のイリア・マリニンが108.16点を獲得し首位に立った。注目されたのは、公式練習を欠席していたにもかかわらず、本番では「完璧」「隙が全くない」と評される圧巻の演技を見せたことだ。

マリニンは史上初めて4回転アクセルを成功させた選手として知られ、「4回転の神」の異名を持つ。2025年の世界選手権では2連覇を達成し、グランプリファイナルでは6種類7本の4回転ジャンプを史上初めて成功させるなど、高難度ジャンプの追究者として注目を集めてきた。団体戦では調子の不安も指摘されていたが、個人戦では本領を発揮した形だ。

2位には日本の鍵山優真が103.07点でつけており、両者の差は5.09点。解説の町田樹氏は鍵山の演技を「研ぎ澄まされた」と絶賛しており、フリースケーティングでの逆転も期待される。マリニンは高難度ジャンプに対する強い信念を持つ選手として知られ、将来的には5回転ジャンプへの挑戦も示唆している。世界最高峰の舞台で、技術と芸術性を兼ね備えた両者の金メダル争いが注目されている。