アマキヒ
画像: AI生成

2026年2月28日、阪神競馬場9R・松籟ステークス(芝3000m・3勝クラス)で競走馬アマキヒが優勝し、競馬ファンの間で大きな感動を呼んでいる。

アマキヒが注目を集める最大の理由は、その血統と管理調教師にある。アマキヒの母は2010年に牝馬三冠を達成した名牝アパパネ、父はブラックタイド(Black Tide)という超良血馬だ。そして、そのアパパネを管理し三冠へと導いた国枝栄調教師が、今回のアマキヒも管理している。

国枝栄調教師は美浦トレーニングセンター所属で、JRA通算勝利数は今回の勝利で1122勝となり、現役最多勝調教師の地位にある。そして2026年3月3日をもって定年引退が予定されており、今週がJRAでのラストウィークとなっていた。引退を目前に控えた最後の週に、かつて自らが三冠へと導いた名牝の息子が勝利を届けるという、まるでドラマのような展開が実現した。

レースでは岩田望来騎手が騎乗したアマキヒが道中2番手を追走し、直線で抜け出して1着でゴール。2位入線は2番人気キングスコール、3着には藤岡佑介騎手騎乗のスピードリッチが入った。勝利の瞬間、国枝調教師は阪神競馬場で足を踏み鳴らして応援し、「ヨシッ!」とガッツポーズを見せたと報じられている。

騎乗した岩田望来騎手は2024年12月の阪神ジュベナイルフィリーズでJRA初GI制覇を達成した若手騎手で、今回の勝利でも存在感を示した。

SNSでは「国枝厩舎ラストウィークに、アパパネの仔アマキヒが勝利する競馬、美しすぎる」「国枝先生、アパパネの子・アマキヒで有終の美!」といった感動の声が相次いでいる。国枝調教師自身も「ずっとやってきた血統だし、金子さんだし…」とコメントしたと伝えられており、長年にわたる絆が凝縮された一勝として多くのファンの心を打っている。