アブレウ
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2026年3月27日のプロ野球開幕戦、広島対中日の一戦で起きた出来事が、SNSを中心に大きな話題となっている。

中日ドラゴンズの新外国人投手アルベルト・アブレウが、4点リードで迎えた9回に登板。ところが代打モンテロに2点適時打、平川に2点適時二塁打を許し、あっという間に同点に追いつかれてしまった。さらに衝撃的だったのは、試合後に明らかになった事実だ。アブレウは登板中にぎっくり腰を発症しながら、ベンチへの自己申告をしないまま投げ続けていたのだ。

試合後、井上一樹監督は「投げている途中で異変があったらしく。それは早めに言ってほしかったし、なんか確かに手投げしてるなと思ったんだけど。ぎっくり腰だったら明日もちょっと難しい。抹消の形になる」と語り、翌日の登録抹消を明言。試合後にはアブレウがチームメイトのカリステ選手とルイス通訳に両腕を支えられながら球場を後にする姿も報じられた。

中日はその後の10回に勝野がサヨナラ打を浴び、最終スコア6対5で敗戦。3年連続の開幕戦黒星となった。

アブレウは西武時代に「アルバート・アブレイユ」として2024年シーズンに52試合登板・28セーブ・防御率2.39という実績を残した右腕。2025年12月22日に中日ドラゴンズへの加入が発表され、背番号28を与えられた。今季は正守護神・松山の代役として開幕から抑えに起用されていた。

SNS上では「防御率108.00」という数字が一人歩きし、「令和のミセリ」と過去の外国人助っ人失敗例と比較する投稿が相次いだ。また、ぎっくり腰を自己申告しなかったアブレウ本人への批判と、異変に気づきながら交代判断を下せなかった井上監督の采配への批判が同時並行で展開されている。さらに、西武時代「アブレイユ」として活躍した選手が中日で登録名を変えていたことを今回初めて知ったファンも多く、同一人物への驚きも話題の一因となっている。