熱海富士
画像: AI生成

大相撲2026年3月場所(春場所)が3月8日に初日を迎え、新小結として土俵に上がった熱海富士が連日の注目取組で大きな話題を呼んでいる。

熱海富士(本名:武井朔太郎、静岡県熱海市出身、伊勢ヶ濱部屋所属)は今場所、静岡県出身力士として96年ぶり・戦後初の三役昇進という歴史的快挙を達成した。初日(3月8日)は横綱・豊昇龍と対戦し、寄り切りで敗れたものの、豊昇龍が「体の反応が良かった」とコメントするほど苦戦を強いる内容だった。豊昇龍にとって熱海富士は苦手な相手として認識されており、横綱が難敵を退けた一番として注目を集めた。

そして二日目(3月9日)、結びの一番で横綱・大の里と対戦した熱海富士は、がっぷり四つからの寄り切りで完勝。前場所に続き2場所連続で大の里を撃破する結果となった。SNS上では「どちらが横綱か分からん」「攻めだるまと化した熱海富士」といった称賛の声が相次ぎ、「今場所も優勝争いしそう」という期待の声も広がっている。一方、大の里は初日・二日目と連敗スタートとなり、怪我や状態を心配する声も多く出ている。

熱海富士の人気を後押ししているのは強さだけではない。テレビ中継でのインタビューで「四股名に出身地の熱海が入っていることは誇り、ふるさと熱海は好きだし地元の人への感謝をもって頑張りたい」と語ったコメントがSNSで拡散し、地元愛と謙虚な人柄への共感が支持層を広げている。静岡・朝日新聞の報道によれば、母校の飛龍高校など熱海富士と縁が深い人々も熱い声援を送っているという。

三日目以降も横綱・霧島との対戦が予定されており、新小結として今場所の優勝争いに絡めるかどうかが最大の注目点となっている。