義ノ富士
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2026年3月9日、大相撲春場所二日目に新十両・義ノ富士が綱取りに挑む大関・安青錦を寄り倒して白星を挙げたことが、SNSを中心に大きな話題となっている。

義ノ富士は熊本県宇土市出身で、2026年3月場所で新十両に昇進したばかりの力士だ。今場所の初日は横綱・琴櫻に上手投げで敗れていたが、二日目に大関・安青錦との対戦で見事な相撲を披露した。取組では、低く前に出る安青錦に右下手を許しながらも、ほぼ同時に左上手を握り、右で牽制しながら相手を起こすと、すかさず出し投げを放ち、最後は向き合って身体を預けて寄り倒した。義ノ富士本人は「止まるとだめだなと思って攻め続けた」とコメントしている。

注目すべきは、義ノ富士が安青錦に対して過去にも勝利を重ねている点だ。2025年11月場所でも安青錦を突き出す殊勲の星を挙げており、スポーツ報知によれば今場所前の対戦成績は安青錦の1勝3敗と義ノ富士が大きく勝ち越している。SNS上では「義ノ富士は安青錦の攻略法をしっかり練っている」「安青錦の弱点に漬け込みやすい相撲の形を持っている」と、義ノ富士の研究力と技術への称賛が相次いだ。

一方、敗れた安青錦は初土俵から所要14場所という史上最速で大関昇進を果たし、2026年1月場所では2場所連続優勝を達成した実力者。今場所は横綱昇進(綱取り)に挑んでいるだけに、序盤二日目での黒星は痛手だ。横綱昇進には優勝または同等の成績が求められるとされており、SNSでは「綱取り絶望」という声が上がる一方、「残り13日間での巻き返しを期待したい」という声も多く見られる。

春場所はエディオンアリーナ大阪で3月8日に開幕。初日も横綱・大の里が若隆景に敗れるなど波乱が続いており、今後の展開から目が離せない状況だ。