2026年4月26日、香港で行われたG1チェアマンズスプリントプライズで、カーインライジングが圧勝し20連勝を達成した。この偉業が競馬ファンの間で大きな話題となっている。
今回のレースで特に注目を集めたのが、JRA単勝オッズが1.0倍という歴史的な低オッズだ。これはJRAプラス10が導入された2008年以降、初めての事例となる。JRAプラス10とは、単勝オッズが1.0倍になった場合でも最低1.1倍を保証する制度だが、今回はその制度すら発動しないほど票が集中した。香港での単勝最終オッズも1.05倍(最低保証)で、2番人気のサトノレーヴは90倍という圧倒的な差がついた。
レース内容も衝撃的だった。騎乗したZ・パートン騎手は、2着馬タービジョンを視認した後にムチを使うのをやめ、ノーステッキのまま圧勝した。SNS上では「馬じゃない」「銀行が来る」といった表現で、その規格外の強さが語られた。これでカーインライジングはG1通算9勝目を記録し、自身が持つ香港調教馬の連勝記録をさらに更新した。
2着には日本馬サトノレーヴが入り、2年連続の2着を確保した。サトノレーヴは今年の高松宮記念を圧勝した日本スプリント界のトップホースだが、カーインライジングには全く歯が立たなかった。3着はレイジングブリザードだった。
過去のデータによると、1986年以降JRAで単勝1.0倍馬の戦績は55戦49勝と高い信頼性を誇り、重賞での敗戦はナリタブライアンの京都新聞杯2着のみとされている。カーインライジングはその歴史的な低オッズに完璧に応えた形だ。「カーインライジングが勝つのは夏は暑いと同じくらい当たり前」という声がSNSで共感を集めるほど、その絶対的な強さは競馬ファンの間で定着しつつある。
Z・パートン騎手、タービジョンを見て左手に持ったステッキを入れるのをやめています。 ノーステッキでこの差。ケタ違いでした。 #カーインライジング#Z・パートン #チェアマンズスプリントプライズ https://t.co/fFBJ7QCmJG
淀のターフビジョンでチェアマンズスプリント見てたんですが、カーインライジングが上がってきた瞬間、近くの席から「アカン、銀行が来る!」って叫びが聞こえて面白すぎた