2026年3月15日、WBC2026準々決勝で侍ジャパンがベネズエラに5-8で敗れ、大会史上初めてベスト8で姿を消した。2大会連続4度目の優勝を目指していただけに、その衝撃はSNS全体を揺るがし「侍ジャパン」関連ワードが一斉にトレンド入りした。
試合は米フロリダ州マイアミのローンデポ・パークで日本時間午前10時にプレイボール。スタメンは1番・大谷翔平(DH)、2番・佐藤輝明、3番・鈴木誠也、先発は山本由伸という布陣で臨んだ。初回に大谷翔平が先頭打者ホームランを放ち試合を振り出しに戻す劇的な幕開けとなった。
しかし3回、鈴木誠也が盗塁時のヘッドスライディングで右膝に違和感を訴えて無念の負傷交代。緊急出場した阪神・森下翔太が、その直後に勝ち越しの3ランホームランを左翼席へたたき込み、侍ベンチが大盛り上がりとなった。森下は井端ジャパンでの代表通算本塁打が全選手ダントツ最多となる活躍を見せたが、中盤にベネズエラの一発攻勢を受けて逆転を許し、最終的に5-8で敗退した。
試合と並行してSNSを席巻したのが、前回2023年大会の優勝メンバー・ラーズ・ヌートバーの電撃来場だ。両足かかとの手術の影響で今大会のメンバー入りは叶わなかったが、背中に「東京」と書かれた白いTシャツ姿でマイアミに駆けつけ、大谷翔平や周東佑京らと再会のハグを交わした。大谷はヌートバーに「Ohtani Pass」と告げ、バッティングゲージ近くへの特別移動を許可するという粋な一幕も生まれた。
今大会はNetflixが全試合を独占配信しており、テレビ中継は行われていない。Netflix中継にゲスト出演したヌートバーの解説中、英語が堪能な渡辺謙が通訳の段取りを飛ばしそうになるハプニングが発生し、「さすがケン・ワタナベ」と視聴者の笑いを誘った。試合の結果は悔しいものとなったが、大谷の先頭打者HR・森下の劇的緊急出場・ヌートバーの人間ドラマと、語り継がれる名場面が凝縮した一戦となった。
侍ジャパン・森下翔太 井端ジャパンだけで代表通算が練習試合なども含めて8本塁打で全選手ダントツ最多です。 WBC初アーチが貴重過ぎる一発。