ボルドグフーシュ
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2026年4月10日、社台サラブレッドクラブが競走馬ボルドグフーシュの現役引退を公式発表し、競馬ファンの間で追悼・感謝の投稿が急増してトレンド入りした。

引退の直接の原因は右前肢屈腱炎の発症だ。2026年4月5日の大阪杯(9着)出走後に右前肢が腫れたことから検査を受けたところ、全治9カ月と診断された。過去にも脚部不安で長期休養した経緯があり、7歳という年齢も踏まえてここが引き際と判断された。引退後は乗馬として転用される予定となっている。

ボルドグフーシュが多くのファンに愛された最大の理由は、2022年の秋シーズンに見せた圧巻のパフォーマンスだ。菊花賞ではアスクビクターモアに次ぐ2着、続く有馬記念ではイクイノックスに次ぐ2着と、G1レースで連続して好走した。特に有馬記念では6番人気という評価を覆す走りで、多くのファンに馬券的な思い出も残した。「あの有馬記念の走りは一生忘れない」「競馬を始めたきっかけの馬」という声が今も多く上がっている。

その後は脚部不安による長期休養を余儀なくされ、復帰後もパフォーマンスが上がりきらないまま現役生活を終えることになった。通算19戦3勝、総賞金は約3億3389万円。G1タイトルには届かなかったものの、「怪我がなければG1を獲れた能力があった」と惜しむ声は非常に多い。

馬名はハンガリー語で「幸せな英雄」を意味する。父スクリーンヒーロー、母ボルドグザグという血統で、栗東・宮本博厩舎に所属していた。引退後は乗馬として第二の馬生を歩むことになり、「乗馬になったらいつか会いに行きたい」という声もファンから上がっている。