「どらほー」が2026年4月8日夜にSNSで爆発的に広まったのは、中日ドラゴンズの根尾昂投手がプロ8年目にして一軍公式戦初勝利を達成したからだ。「どらほー」はドラゴンズファンが勝利の際に使う掛け声で、この日は特別な感動とともにXに大量投稿された。
試合は横浜スタジアムで行われたDeNA対中日戦。中日は先制するも8回に同点に追いつかれ、延長戦へ突入した。根尾投手は延長10回に6番手として登板し、1イニングを無安打無失点・2奪三振の三者凡退で切り抜けた。続く延長11回にボスラーの適時内野安打で2点を勝ち越し、根尾投手に勝利投手の権利がついた。試合は中日6-4DeNAで決着し、試合時間は4時間44分に及んだ。
根尾昂は2018年ドラフト1位で大阪桐蔭から中日に入団。もともと野手として入団したが、投手に転向するという異例のキャリアを歩んできた。プロ8年という長い年月をかけてようやく掴んだ一軍公式戦初勝利は、単なる1勝以上の意味を持つ。試合後、根尾投手は「最高の気分。父親と母親に『ありがとう』と伝えたい」とコメントし、ウイニングボールについては「まずは実家に渡して」と語った。
さらにこの試合では、松山晋也投手が復帰後今季初登板で初セーブを記録。根尾投手の初勝利と合わせて複数のドラマが生まれたことで、SNSへの投稿数がさらに増加した。中日にとってはこの勝利で3連敗もストップした。
話題の持続性を高めているのが、根尾投手が月間JERAセ・リーグAWARDのノミネート選手に選ばれたことだ。8年越しの初勝利という感動的なストーリーと、ファンとチームの一体感を象徴する「どらほー」という掛け声が重なり、ドラゴンズファン以外にも広く共感を呼んでいる。
どらほー!根尾投手初勝利😭 おめでとうございます㊗️ 1軍ファーム通じて厳しい場面でずっと投げ続けてきた…そして今日も。 でもあの場面を託すには根尾投手しかいないと思う自分もいました。 オフは今季に賭ける気持ちも伺い まさに初勝利で体現🥹 #dragons #中日ドラゴンズ #根尾昂 投手