WBC2026準々決勝で侍ジャパンがベネズエラに5-8で逆転負けを喫し、大会連覇を逃した。その試合で最大の注目を集めたのが、4番手として登板した北海道日本ハムファイターズのエース・伊藤大海投手だ。
6回に登板した伊藤は、ベネズエラのアブレイユに逆転3ランホームランを浴びた。この一打で試合は5-7とリードを許す展開となり、日本は最終的に5-8で敗れた。伊藤はマウンドとベンチで呆然とする姿が映し出され、その場面が大きく拡散された。
特に議論を呼んだのが球速の低下だ。伊藤の大会中の直球最速は約148.3km/h、平均は約145.8km/hにとどまり、NPBシーズン中に記録していた最速154km/h台と比べて約8〜10km/h低い水準だった。2025年シーズンに2年連続最多勝14勝・防御率2.52・195奪三振で沢村賞を初受賞した実績を持つ右腕が、なぜ国際舞台でこれほど球速が出ないのか——ファンや野球関係者の間で活発な議論が起きている。登板過多によるシーズン疲労の蓄積を指摘する声が多く、「2025年の登板を詰めすぎた影響」という見方が広がっている。
さらに注目を高めたのが、試合前日のタイミングだ。米スポーツ局ESPNが2026年3月14日、伊藤大海と阪神の佐藤輝明が2026年オフにポスティングシステムを利用してMLBに移籍する可能性を報道したばかりだった。MLBスカウトが注目する中での球速低下と逆転被弾という結果が重なり、「今回の投球内容がメジャー評価にどう影響するか」という観点からの関心も高まっている。
一方、SNS上では伊藤への批判よりも擁護・エールの声が目立つ。「戦犯扱いするな」「胸張って北海道に帰ってこい」といった投稿が相次ぎ、NPBで積み上げてきた実績を評価するファンが多い。今後のMLB挑戦の行方とともに、伊藤大海への注目は続きそうだ。
伊藤大海、状態不良と特徴が最悪のマッチ。 大会中から不安視された直球の状態をマスクするように対右にスイーパー連投から入るも対左にスプリットも決めきれず、結果頼らざるを得ない彼の生命線たるゾーン内勝負もショートイニングで欲しい出力向上どころか全球150㌔未満ではNPB同様の圧倒はならず。
2025年伊藤大海の登板を詰めて失ったもの ・伊藤大海の15勝目 ・伊藤大海の直球の球速 ・北山の10勝目 ・日本のリード