小野光希
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2026年2月13日、ミラノ・コルティナオリンピックのスノーボード女子ハーフパイプ決勝で、小野光希選手が銅メダルを獲得し大きな話題となっている。決勝1回目で85.00点を記録し3位に入賞、金メダルは米国のクロエ・キム選手が88.00点で獲得した。

小野選手にとってこのメダルは特別な意味を持つ。2022年北京オリンピックでは9位に終わり、その後の4年間を「苦しい時間の方が多かった」と振り返る。しかし今回の銅メダル獲得で「報われた」と語り、雪辱を果たした。2020年ローザンヌユースオリンピックで金メダルを獲得した実績を持つ小野選手だが、シニアのオリンピックでのメダル獲得は今回が初めてとなる。

小野選手の特徴は文武両道の姿勢にある。早稲田大学スポーツ科学部に在籍し、卒論執筆と競技を両立させてきた。報道によると「卒論が忙しすぎて」と語るほど学業にも真剣に取り組み、黒髪で就職活動も行うなど、アスリートとしてだけでなく学生としての生活も大切にしている。また高所恐怖症でありながらハーフパイプ競技に挑む姿勢や、いくつもの験担ぎを持つなど、人間味あふれるエピソードも注目を集めている。

今大会では日本女子ハーフパイプ勢の活躍も目立った。清水さら選手が予選2位、工藤璃星選手が4位、北京オリンピック銅メダリストの冨田せな選手が9位、小野選手が11位で予選を通過し、4名全員が決勝進出を果たした。決勝では清水選手が4位、工藤選手が銅メダル圏内の3位に入るなど、日本勢の層の厚さを示した。

SNS上では「泣いた」「すごく高かった」「スゴイわ観入っちゃった」といった感動の声が多数上がり、小野選手の美しい滑りと表彰台での姿に称賛が集まっている。埼玉県出身の小野選手を「埼玉のスター」と讃える声や、隣町出身として応援する地元の声も見られた。