1番人気クロワデュノールがクビ差2着、史上初の春古馬3冠ならず
2026年6月14日、阪神競馬場で行われた第67回宝塚記念(芝2200m)で、単勝1.2倍の圧倒的1番人気クロワデュノール(牡4、北村友一騎手)がクビ差の2着に敗れ、史上初の春古馬3冠(大阪杯・天皇賞春・宝塚記念)と3億円の褒賞金を逃した。勝ったのは2番人気のメイショウタバル(武豊騎手)で、勝ちタイムは2分12秒1。3着はダノンデサイル(戸崎圭太騎手)だった。
【宝塚記念】クロワデュノールは2着、史上初の春古馬3冠ならず
大阪杯・天皇賞春を制して臨んだ大本命がゴール前まで猛追しながら届かなかったことで、春のG1戦線の総決算は波乱の幕切れとなった。
メイショウタバル連覇&武豊57歳3か月、複数の歴史的快挙が重なった
今回のレースが大きな話題を呼んだのは、複数の歴史的快挙が一度に重なったためだ。勝ったメイショウタバルは宝塚記念連覇を達成し、これはゴールドシップ・クロノジェネシスに続く史上3頭目。さらに父ゴールドシップも宝塚記念連覇を達成しており、史上初の父子連覇となった。
- 武豊騎手が前週の安田記念(6月7日)からわずか7日で、JRA・G1最年長勝利記録を57歳3か月に再更新
- 武豊騎手の春のグランプリ6勝目、JRA・G1通算86勝目
- レース10分前まで「良」だった馬場が突然の豪雨で「重」に悪化
【宝塚記念】7日で再び偉業!武豊騎手が57歳3か月の史上最年長G1勝利「ようやくピークが来ました」
大本命の敗北と、勝者側の連続する記録更新が同時に起きたことで、競馬ファンの関心が一気に集中した。
「雨がなければ」惜しむ声と1億円超の大口投票への驚き
SNSでは、レース10分前まで良馬場だったにもかかわらず突然の豪雨で重馬場に変わったことを巡り「直前の大雨は間違いなくメイショウタバルに味方した」「雨が降ろうとも負けて強しの2着に食い込んだクロワデュノールは本当に凄い」という声が相次いだ。上がり600mタイムはクロワデュノール(35.2秒)がメイショウタバル(35.3秒)を上回っており、「雨がなければ」という惜しむ声が目立つ。
レース前から話題だったのが大口投票だ。「誰ですか。クロワデュノールの単勝に1.5億円ぶち込んだのは」という投稿が象徴するように、単勝売上1億9600万円という規模に驚く声が続出した。一方で「突然の大雨で馬場が悪い中ここまでよく頑張りました。秋にまた元気な姿見られますように」と、敗れてなお強さを見せた同馬への労いと秋競馬への期待も多い。武豊騎手については「後3年で還暦だってのに2週連続G1を勝っちまうんだから恐ろしい男だぜ」と驚嘆の声が広がった。