ジェット風船
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2026年4月7日、阪神甲子園球場で「ジェット風船」が7年ぶりにレギュラーシーズンで復活し、ファンの間で大きな話題となっている。

ジェット風船は阪神タイガースの本拠地・甲子園を代表する応援文化で、その起源は1978年5月13日に広島東洋カープのファンが甲子園で始めたものとされる。しかし新型コロナウイルスの感染拡大を受け、2020年3月に正式に使用中止が決定。以来、ファン待望の復活が長年求められてきた。

今回の再開にあたっては、2025年3月のオープン戦と同年4月の公式戦で計2回の実証実験を実施。その結果を踏まえ、2026年シーズンからの本格再開が決定した。

新ルールでは、使用できるのは7回攻撃前(ラッキーセブン)のみ。以前は勝利時にも飛ばせたが、今回からその演出は廃止された。また、飛沫対策として専用ポンプ式の風船を採用し、口での膨らましは禁止となっている。販売価格は風船2本と専用ポンプのセットが700円、風船4本のみが400円。さらに環境への配慮として、笛部分の素材にペットボトルキャップの再生材を使用し、球場内に回収ボックスを設置してリサイクルにも取り組んでいる。なお、京セラドーム大阪と日鉄鋼板 SGLスタジアム 尼崎では引き続き使用禁止となっている。

復活初日となった4月7日の甲子園開幕戦(対東京ヤクルトスワローズ戦)では、7回のラッキーセブンに合わせて数千個の風船が球場を埋め尽くす光景が実現。岡田顧問が「なんかジェット風船短くないかぁ?これ押したら飛ぶの?なんか低いなぁ」とコメントし続ける様子や、岡田顧問・鳥谷氏がジェット風船を初体験するシーンがXで拡散し、試合の盛り上がりとともに大きな注目を集めた。先発の才木浩人投手も復活を喜ぶコメントを残しており、選手・ファン双方にとって待望の瞬間となった。