パラグアイ・アルミロンが「ヴィニシウス・ルール」で史上初の退場
2026年6月19日(日本時間20日)、FIFAワールドカップ2026グループD第2節のトルコ対パラグアイ戦で、パラグアイ代表MFミゲル・アルミロンが相手選手に対し口元を手で覆って何かを発言する行為を行い、一発レッドカードで退場となった。これは今大会から導入された通称「ヴィニシウス・ルール」の史上初の適用例。判定はVARの介入によって発覚し、ルールが適用された。
パラグアイのアルミロンが口元抑えて何かを言うジェスチャーでレッドカード。今大会から採用されたルールですね。
口を覆って相手に何かを言うという、これまでなら見過ごされていた仕草が一発退場につながったため、試合中から「歴史的退場」として大きな話題となった。
なぜ今「口を覆う行為」が一発退場なのか — ルール誕生の背景
「ヴィニシウス・ルール」は、口を意図的に覆って相手に何かを言う行為を一発レッドカードの対象とする新ルールで、W杯2026から初適用された。その発端は2025年2月のUEFAチャンピオンズリーグ、レアル・マドリード対ベンフィカ戦で、ヴィニシウスが差別的発言を受けた際に相手選手が口元を覆っていたことが議論の引き金になったとされる。
差別・侮辱発言の「証拠隠し」を防ぐ目的で議論が活発化し、4月のIFAB特別会議で全会一致で承認された。
「口元を手で隠して審判や相手選手に発言する行為はレッドカード」(差別・侮辱行為の証拠隠しを防ぐため)
知名度が高まりつつあった新ルールが、世界最大規模48カ国・104試合のW杯本番で初めて現実に発動したことで、一気に注目が集まった。
「無駄すぎる」「推定有罪では」— ネットに広がる驚きと議論
SNS上では「新ルールを知らなかったのか」「無駄すぎる退場」と呆れる声が最多。トルコは初戦でオーストラリアに0-2、パラグアイはアメリカに1-4と両チームとも黒星スタートで、後がない状況での退場だっただけに「もったいなさすぎる」という反応が目立つ。
一方で「口元を手で隠して発言する行為はレッドカード(差別・侮辱行為の証拠隠しを防ぐため)」とルールの趣旨を正確に伝える教育的な投稿も多く拡散された。
「推定有罪」という表現で運用への疑問を呈する声もあり、厳罰化の是非をめぐる議論も一部で起きている。「歴史的退場」「ヴィニシウス法最初の犠牲者」といったフレーズが飛び交い、驚き・皮肉・解説が入り混じった反応が広がっている。
パラグアイ10番が新ルールで一発レッド!! “推定有罪”W杯初事案、制定きっかけはベンフィカ対R・マドリー https://t.co/VSukTwe5dr #ワールドカップ #FIFAWorldCup #FIFAWC2026 #ゲキサカ
【速報】 セルヒオ・ラモス アメリカに向かう (ソース:Otafuku) 🗣️編集部より 『ラモス氏はパラグアイ代表選手が口を覆って話しただけでレッドカードを獲得した事について「レッドカードの価値が虐げられている」と語り、カードのインフレを止めなければならないとアメリカに向かうと発表しました』 https://t.co/pn6ChHtGmy