ラッシング
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2026年4月16日、ロサンゼルス・ドジャースのダルトン・ラッシングが大谷翔平の代役DHとして満塁本塁打を放ち、一躍注目を集めている。

この試合が特別だった最大の理由は、大谷翔平が2021年5月28日以来、実に1783日ぶりに投手専念で先発したことだ。4月13日のメッツ戦で右肩甲骨付近に151キロの死球を受けた影響で、ロバーツ監督は大谷をDHから外す判断を下した。空いたDHの座に入ったのが、24歳の若手捕手ダルトン・ラッシングだった。

ラッシングは2022年MLBドラフト2巡目(全体40位)でドジャースに指名された生え抜きの選手で、メジャーデビューは2025年5月15日のアスレチックス戦。この試合では7番DHとして先発し、2回には先制の起点となる二塁打を放ち、さらに8回にはメッツの投手デビン・ウィリアムズから満塁本塁打を放って試合を決定づけた。これが今季4号本塁打であり、キャリア初のグランドスラムとなった。

注目すべきはその今季成績だ。X上では「今季5試合出場で打率.529・4本塁打・8打点・OPS1.909」という数字が広く共有され、「2番手捕手にしておくのがもったいない」という声が相次いでいる。ニュースソースでも「もはや控えの域を超えた」「精神的に良い状態」とロバーツ監督が太鼓判を押したと報じられている。

さらにこの試合はジャッキー・ロビンソンデーにあたり、全選手が背番号42を着用するという特別な日でもあった。大谷にとってはMLB9年目で初めてのジャッキー・ロビンソンデー登板となった。

大谷は6回1失点10奪三振の好投で今季2勝目を挙げ、ドジャースはメッツとの3連戦をスイープ。ラッシングの覚醒的な活躍を受け、「大谷の登板日は投手専念+ラッシングDH起用を恒常化すべきでは」という起用法の議論も生まれており、今後の展開が注目される。