新社会人
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2026年4月1日、日本の新年度スタートとともに全国の企業で入社式が一斉に開催され、「新社会人」がXのトレンド入りを果たした。

入社式は一般的に4月1日に実施され、記念撮影やオリエンテーション、懇親会などが行われる。初出勤日には給与支払いや社会保険手続きといった事務手続きも集中する。今年は4月1日が水曜日にあたるため、多くの企業がそのまま4月1日に入社式を実施した。

今年の「新社会人」トレンドを特に盛り上げたのが、深夜のサッカー観戦との葛藤だ。サッカー日本代表vsイングランド代表の試合が4月1日(水)深夜3:45キックオフで予定されており、「初日にこれを観るか観ないか試練だ」という投稿が注目を集めた。試合は日本が1-0で勝利し、「徹夜で観た。新社会人のみんな、研修中寝るなよ」といった声がX上に溢れた。

前日の3月31日夜から、新社会人本人による「明日入社式なのに緊張と夜型の生活で全然眠れない」という投稿が多数拡散した。KDDI調査によると、新社会人の約66.5%が「毎朝しっかり早く起きられるかどうか」を不安に思っており、新社会人の平均起床時間7:37に対し、社会人として必要な起床時間は平均6:33と約1時間のギャップがある。緊張やストレスが入眠困難や早朝覚醒を引き起こすことも知られており、「眠れない初日前夜」は多くの共感を呼んだ。

先輩社会人からは実用的なアドバイスも相次いだ。「4/1は電車が混雑・遅延するので早めに家を出よう。私は遅延に巻き込まれて遅刻した」という体験談や、「コスプレは絶対に隠してください」「退勤後は仕事のことを全部忘れましょう」「4年目でもちいかわ状態」といった笑いと共感を兼ねたメッセージが高いエンゲージメントを記録した。説教調より共感・ユーモア型のアドバイスが支持される傾向が今年も顕著だった。

福井県では中小企業家同友会が9社合同の入社式を開催し新社会人24人が成長を誓うなど、地方でも新年度スタートの動きが報じられた。日本経済新聞も新社会人向けのメッセージを掲載し、「時代を読もう、できることを一つずつ増やす」と呼びかけた。

今後は入社後の研修期間を経て、5月のゴールデンウィーク明けに「五月病」として再び新社会人の話題が浮上することが例年のパターンとなっている。