アウダーシア
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2026年3月15日、中山競馬場で行われた皐月賞トライアルのスプリングステークス(G2・芝1800m)で、8番人気のアウダーシアが優勝し、競馬ファンの間で大きな話題となっている。

アウダーシアは牡3歳、美浦・手塚貴久厩舎所属で、父キズナ・母リリーノーブル(母父ルーラーシップ)という血統。馬主はサンデーレーシング、生産者はノーザンファームという良血馬だが、2026年2月1日の東京未勝利戦を勝ち上がったばかりの1勝馬での重賞初挑戦だった。レースでは直線外から差し切る形で1着に入線し、勝ちタイムは1分46秒0を記録。2着は2番人気のアスクエジンバラ、3着は7番人気のアクロフェイズという結果で、三連単は170,870円という高配当となった。

話題を集めているのは番狂わせの結果だけではない。鞍上の津村明秀騎手と手塚貴久調教師のコンビが今年に入って絶好調で、共同通信杯(リアライズシリウス)、アネモネS(ディアダイヤモンド)、フィリーズレビュー(ギリーズボール)に続き、スプリングSでも勝利。手塚厩舎は2026年の3歳前哨戦を4連勝という異例の快進撃を見せており、津村騎手は今年の中央重賞4勝目を挙げ、年間自己最多タイに並んだ。X上では「真・津村無双」「津村の時代すぎる」といった称賛の声が相次いでいる。

また、アウダーシアが出走した新馬戦(2025年6月・東京5R)では、同レース出走馬のグリーンエナジーが京成杯を制しており、「伝説の新馬戦」として注目を集めている。母リリーノーブルはオークス2着馬であり、「一族悲願の重賞タイトル獲得」という文脈でも語られている。

スプリングステークスは皐月賞のトライアルレースで、3着までに皐月賞への優先出走権が付与される。アウダーシアは1勝馬からの電撃G2制覇でクラシック本番への切符を手にしており、今後の皐月賞での活躍にも注目が集まっている。