引退会見
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フィギュアスケートペアの「りくりゅう」こと三浦璃来(24)と木原龍一(33)の引退会見が、2026年4月28日午前10時30分から東京都内のホテルで始まった。日本スケート連盟主催で質疑応答を含め約1時間の予定で行われ、NHK・共同通信・ニコニコ生放送・THE PAGEなど複数のメディアがリアルタイムでライブ配信。テレビ朝日は番組編成を変更してまで対応するなど、メディア各社が異例の態勢で臨んだ。

会見冒頭、木原龍一が涙ぐみながら「本当に心から感謝」と述べる場面が速報で伝わり、SNS上では「もらい泣き最短記録更新」「引退会見というより結婚会見みたい」といった声が相次いだ。三浦は「かけがえのない時間」、木原は「最高のパートナーに出会えたと感謝」とそれぞれ語り、2人の絆を改めて示した。

引退の決断は「やり切った」「悔いはない」という完全燃焼による前向きなものだ。2026年2月16日のミラノ・コルティナ五輪ペアフリーでSP5位から大逆転し、フリー世界歴代最高得点158.13点・合計231.24点で日本ペア史上初の金メダルを獲得。その最高の花道を経て、4月17日にSNSで今季限りの引退を発表した。同日の春の園遊会では天皇皇后両陛下に引退を報告している。

2人は2019年8月にペアを結成。2022〜2023シーズンに年間グランドスラムを達成し、2025年世界選手権でも優勝してゴールデンスラムを達成するなど、日本フィギュアペア界を牽引してきた。

引退会見と同日、2026年春の褒章で紫綬褒章の受章も発表された。フィギュア界では荒川静香、羽生結弦に続く栄誉であり、競技引退と国家的な栄誉受章という2つのニュースが重なったことで注目度はさらに高まっている。

今後はプロスケーターとして活動し、将来的には指導者としてオリンピックに復帰することを目指す。「日本をペア大国にする」という目標を掲げており、次世代への貢献に向けた新たなステージへの期待が高まっている。